2025 年 4月 21日
取扱暗号資産概要説明書
・日本語の名称
ビットコイン
・ティッカーコード
BTC、XBT
・暗号資産の最低単位
0.00000001 BTC
・発行者
なし
・発行主体概要
不特定の保有・移転管理台帳記録者による発行プログラムの集団・共有管理
・発行方法
分散型の価値保有・価値移転の台帳データ維持のための、暗号計算および価値記録を行う記録者への対価・代償として発行される暗号資産
・発行可能上限額
約 2,100 万BTC
・一般的な性格
分散型の価値保有・価値移転の台帳データ維持のための、暗号計算および価値記録を行う記録者への対価・代償として発行される暗号資産
・保有・移転記録の秘匿性
ハッシュ関数(SHA-256、RIPEMD-160)、楕円曲線公開鍵暗号の暗号化処理を施しデータを記録
・価値移転記録の信頼性確保の仕組み
Proof of work
コンセンサス・アルゴリズム(分散台帳内の不正取引を排除するために、記録者全員が合意する必要があるが、その合意形成方式)の一つであり、一定の計算量を実現したことが確認できた記録者を管理者と認めることで分散台帳内の新規取引を記録者全員が承認する方法
・価値移転認証の仕組み
台帳形式
価値移転認証を求める暗号データを記録者が解読し、利用者および移転内容の真正性を確認して価値移転記録台帳の記録を確定する
・価値移転ネットワークの信頼性に関する説明
オープンソース・ネットワークの脆弱性に対し、暗号により連鎖する台帳群(ブロックチェーン)を用い、難易度の高い作業証明の蓄積されたチェーンが選択されることが Bitcoinのコンセンサス・アルゴリズムによって規定されており、データ改竄の動機を排除し、信頼性を確保している
・記録者の信用力に関する説明
記録者による多数の合意がなければ不正が成立せず、記録者が十分に多数であることによって、個々の記録者の信用力に頼らず、記録保持の仕組みそのものを信用の基礎としている
・日本語の名称
イーサリアム
・ティッカーコード
ETH
・暗号資産の最低単位
0.000000000000000001 ETH
・発行者
Ethereum Foundation
・発行主体概要
不特定の保有・移転管理台帳記録者による発行プログラムの集団・共有管理
・発行方法
初期発行と、分散型の価値保有・価値移転の台帳データ維持のための、暗号計算および価値記録を行う記録者への対価・代償としてプログラムにより自動発行
・発行可能上限額
未確定
・一般的な性格
分散型の価値保有・価値移転の台帳データ維持のための、暗号計算および 価値記録を行う記録者への対価・代償として発行される暗号資産
分散型アプリケーションが動作する実行環境の役割を果たす特徴を持つ
・保有・移転記録の秘匿性
公開鍵暗号の暗号化処理を施しデータを記録
・価値移転記録の信頼性確保の仕組み
Proof of Stake
コンセンサス・アルゴリズム(分散台帳内の不正取引を排除するために、記録者全員が合意する必要があるが、その合意形成方式)の一つであり、保有している基軸仮想通貨の量が多いほど採掘の成功確率が上昇するブロックの承認方式 (2022 年 9 月15 日の大型アップグレード(Merge)により、PoW より PoS へ移行)
・価値移転認証の仕組み
台帳形式
価値移転認証を求める暗号データを記録者が解読し、利用者および移転内容の真正性を確認して価値移転記録台帳の記録を確定する
・価値移転ネットワークの信頼性に関する説明
オープンネットワークの脆弱性に対し、暗号により連鎖する台帳群(ブロックチェ
-ン)および記録者による多数決をもって移転記録が認証される仕組みを用い、多数の記録者のネットワークへの参加を得ることによって、データ改竄の動機を排除し、信頼性を確保する
・記録者の信用力に関する説明
記録者による多数の合意がなければ不正が成立せず、記録者が十分に多数であることによって、個々の記録者の信用力に頼らず、記録保持の仕組みそのものを信用の基礎としている
・日本語の名称
カルダノ / エイダ
・ティッカーコード
ADA
・暗号資産の最低単位
0.000001ADA
・発行者
Cardano Foundation/スイス
・発行主体概要
Cardano Foundation がエコシステムの監督者、IOHK が研究・技術開発担当、 EMURGO Pte. Ltd.がブロックチェーンソリューションサービスの開発と提供を担っている。
・発行方法
初期発行と、分散型の価値保有・価値移転の台帳データ維持のための、価値記録を行う記録者への対価・代償としてプログラムにより自動発行される。
・発行可能上限額
45,000,000,000 ADA
・一般的な性格
分散型の価値保有・価値移転の台帳データ維持のための、価値記録を行う記録者への対価・代償として発行される暗号資産。
・保有・移転記録の秘匿性
アドレスを生成するアルゴリズムは、EdDSA(エドワーズ曲線デジタル署名アルゴリズム)が採用されている。公開鍵からアドレスを生成するために HMAC- SHA512 ハッシュ関数を使用している。
・価値移転記録の信頼性確保の仕組み
Proof of Stake
コンセンサス・アルゴリズム(分散台帳内の不正取引を排除するために、記録者全員が合意する必要があるが、その合意形成方式)の一つであり、保有している基軸暗号資産の量が多いほどブロック生成(承認)の成功確率が上昇する承認方式。
・価値移転認証の仕組み
台帳形式
価値移転認証を求める暗号データを記録者が解読し、利用者および移転内容の真正性を確認して価値移転記録台帳の記録を確定する。
・価値移転ネットワークの信頼性に関する説明
独自のPoS コンセンサスアルゴリズム(ウロボロス)で、完全にランダムに選ばれた記録者達によってブロックが承認される仕組みである。保有量が多いほど記録者に選ばれる確率が上昇するため、記録者による悪意のある行動を抑制し信頼性を保つことができる。
・記録者の信用力に関する説明
完全にランダムに選出された記録者がブロックの承認を行う。
記録者による多数の合意がなければ不正が成立せず、記録者が十分に多数であることによって、個々の記録者の信用力に頼らず、記録保持の仕組みそのも
のを信用の基礎としている。
・日本語の名称
Nippon Idol Token(ニッポン・アイドル・トークン)
・ティッカーコード
NIDT
・暗号資産の最低単位
1 NIDT
・発行者
株式会社オーバース/日本
・発行主体概要
発行者である株式会社オーバースは、2022 年 3 月に設立された。本プロジェクトにおいて発行者は NIDT を発行し暗号資産交換業者を通じて調達した資金をもとに新規アイドルグループを創造し、当該アイドルグループの活動において提供される財・サービスを通じてNIDT エコシステムが形成される。
・発行方法
2022 年11 月 28 日に 10 億NIDT の発行が行われた。
・発行可能上限額
1,000,000,000 NIDT
・一般的な性格
NIDT は、新規アイドルグループを創造するプロジェクトにおいてコアとなるトークンである。利用者は、トークンを保有あるいは使用することにより対象事業における財・サービスの提供を享受できる。
・保有・移転記録の秘匿性
公開鍵暗号の暗号化処理を施してデータを記録する。
・価値移転記録の信頼性確保の仕組み
Proof of Stake
コンセンサス・アルゴリズム(分散台帳内の不正取引を排除するために、記録者全員が合意する必要があるが、その合意形成方式)の一つであり、保有している基軸仮想通貨の量が多いほど採掘の成功確率が上昇するブロックの承認方式
・価値移転認証の仕組み
台帳形式である。価値移転認証を求める暗号データを記録者が解読し、利用者及び移転内容の真正性を確認した後に、価値移転記録台帳の記録を確定する。
・価値移転ネットワークの信頼性に関する説明
オープンネットワークの脆弱性に対し、暗号化により連鎖する台帳群であるブロックチェーンと記録者による多数決により移転記録が認証される仕組みを用い、多数の記録者のネットワークへの参加を得ることによって、データ改ざんの動機を排除し信頼性を確保する。
・記録者の信用力に関する説明
記録者による多数の合意がなければ不正は成立しない。記録者が不特定多数
であることにより、個々の記録者の信用力によらず記録保持の仕組み自体が信用力の基礎となっている。